巨人原辰徳監督(61)が30日、9連勝中だった宿敵広島を破り、史上13人目の監督通算1000勝を達成した。巨人一筋では川上哲治氏(1066勝)、長嶋茂雄氏(1034勝)に次いで3人目で、12年の楽天星野仙一氏以来となる大台に到達した。

初勝利は4試合目の02年4月3日中日戦で通算成績は1000勝751敗57分け。通算1808試合で達成は水原監督1600試合、鶴岡監督1653試合、川上監督1743試合、三原監督1791試合に次ぐ5位ペース。同一球団1000勝以上は南海(グレートリング含む)で1773勝の鶴岡監督、巨人で1066勝の川上監督と1034勝の長嶋監督、オリックス(阪急含む)で1012勝の上田監督に次いで5人目。原監督のBクラスは4位の06年。4位以下が1度で1000勝達成は4位以下なしで到達した水原監督、1度の鶴岡監督と川上監督に次いで4人目。

◆通算1000勝以上の監督◆

(1)鶴岡一人(南海)1773勝

(2)三原脩(大洋)1687勝

(3)藤本定義(阪急)1657勝

(4)水原茂(東映)1586勝

(5)野村克也(ヤクルト)1565勝

(6)西本幸雄(近鉄)1384勝

(7)上田利治(オリックス)1322勝

(8)王貞治(ダイエー)1315勝

(9)別当薫(大洋)1237勝

(10)星野仙一(楽天)1181勝

(11)川上哲治(巨人)1066勝

(12)長嶋茂雄(巨人)1034勝

(13)原辰徳(巨人)1000勝

※所属は達成時