日本プロ野球選手会が出場機会の少ない選手を対象とした「現役ドラフト」の20年シーズンからの導入に強い意欲を示した。

26日、日本野球機構(NPB)と都内で事務折衝を行った。炭谷選手会長は「20年から行いたいという気持ちはある」と話した。両者とも制度導入に前向きだが、対象選手のリスト作成法などで協議を重ねている。NPB選手関係委員会の谷本委員長(阪神)は「まとめるのは簡単ではないとは伝えている」と一致に時間を要する構え。7月開催案も上がっているが、選手会の森事務局長は「シーズン中となると来年からは厳しいかもしれない。オフならば来年からやれるのではという感覚」とシーズン後の実施も念頭に置いた。