楽天岸孝之投手(34)の今季ホーム初白星が消えた。

3回まで毎回の4三振を奪い、1人の走者も許さないパーフェクトな立ち上がり。4回先頭のロッテ荻野に初安打となる二塁打を浴びると、鈴木に高めの直球を中前へはじき返されて先制された。裏のイニングでブラッシュの逆転2ランが飛び出し、5回は1死二塁から荻野、鈴木を打ち取って切り抜けた。「全体的に良かったと思います。先制されましたけど、粘りのピッチングはできました」と振り返った。

5回3安打1失点7奪三振も、95球と球数がややかさんだ。5回裏に雨で23分の中断を挟んだこともあってか、チームは6回から継投を選択。代わったハーマンが先頭マーティンに初球を同点被弾。岸の6月8日以来となる3勝目、今季本拠地登板5試合目の初白星はならなかった。