東日本国際大(福島)片岡奨人外野手(4年=札幌日大)が東北の大学勢一番乗りでプロ志望届を提出し、9日に全日本大学野球連盟のホームページに掲載された。受付日は8日で、大学生全体でも5番目に早い提出となった。

片岡は今春まで主将を務め、リーグV4をけん引。今春は打率4割2分4厘、12打点、リーグ1位の14得点で初のMVPにも輝いた。外野手としても2度目のベストナインを獲得するなど、中軸として活躍。身長184センチの左打ちで、昨年は全日本大学野球選手権8強入りの原動力になった。今秋も主力として、ここまで6戦全勝のチームに欠かせない存在になっている。

東日本国際大は昨年、粟津凱士投手(22)が同大から初めてドラフト指名され4位で西武入り。2年連続のプロ誕生へ、10月17日に行われるドラフト会議での指名を待つ。