逆転CS進出をかけて、阪神矢野燿大監督(50)が積極的な継投策に出た。

先発の西が5回4安打無失点で降板し、6回から岩崎がマウンドに上がった。西はピンチをつくりながらも3併殺で切り抜け、4回は3者凡退。尻上がりに調子を上げ、粘りの投球を見せた。「総力戦という状況は頭にあったので、初回から飛ばしていい形で後ろにつなぐことが出来ました。梅野に配球面で迷惑をかけましたが、しっかりカバーしてくれて、野手の方々も守ってくれたので、いいリズムで投げることが出来ました」。

22日のDeNA戦(甲子園)は望月が3回2/3で降板し、24日の巨人戦(甲子園)は青柳が4回で降板するなど、最近は早めの継投で連勝中。この日も積極的な継投が吉と出るか。