左肩関節唇を痛めていたロッテ藤原恭大外野手(19)が2日、打撃練習を再開した。

高校時代に悩まされた左肩痛が8月27日のイースタン・リーグ日本ハム戦で転倒した際に再発。シーズン終盤の試合出場は代走のみで、別メニュー調整が続いていた。約1カ月ぶりにティー打撃を行い「いい感じに振れました」とゆっくり動きを確認した。

全体練習で行った12分間走では明らかな成長を見せた。新人合同自主トレ初日に苦手としていた同メニュー。序盤はスローペースも中盤から徐々にペースを上げ、野手トップの2825メートルを記録した。新人合同自主トレ初日からは300メートルほど記録が伸び「少しは速くなったと思う」と自信をのぞかせた。

今後は宮崎で行われるフェニックス・リーグに参加予定で「技術、体力など、まだまだ足りないことが多い。次の年につなげられるように頑張っていきたい」と力を込めた。