巨人山口俊投手が7年ぶりの侍ジャパンで“エース”を担う。12年の親善試合キューバ戦以来の選出。11月開催のプレミア12で背番号18をつける。

27日の代表合宿合流へ向け、川崎市のジャイアンツ球場で調整。プロでは自身初のエースナンバーに「(菅野)トモが出なかったので…」と謙そんしつつ「『18』をつけて巨人の代表として行く。いい番号ですし、恥じないように頑張ります」と力を込めた。

久々の国際大会でも不安はない。この日はなじみのあるミズノ社製のNPB公式球でキャッチボール。11月のプレミア12でと東京五輪で使用されるSSK社製の公式球をまだ手にしていないが「ボールは苦にならないタイプ」と言い切る。12年の親善試合キューバ戦でもローリングス社製の球にすんなり順応できた。14年目の今季はセ・リーグ最多勝、最高勝率、最多奪三振を獲得。飛躍を遂げた3冠右腕が世界に挑む。