ソフトバンク柳田悠岐外野手（31）が30日、ヤフオクドーム（福岡市中央区）を訪れ、近日中にも右肘のクリーニング手術を受けることを明らかにした。

前日29日に検査を受けていたがその結果を受け、この日、工藤公康監督（56）と面談して決めた。「自分としては手術しない方がいいとは思っていたが、病院の先生がした方がいいとのことなので」。15年の11月に受けた右肘手術と同じ箇所で2度目となる。

今季は左膝裏の肉離れで開幕直後に戦線離脱し、1軍復帰は8月下旬。その後の9月上旬には右肘の痛みがあったという。「ずっと痛かった。できるだけ早く手術を受けたい」。今後は11月1日から筑後市のファーム施設で練習を行いながら、手術の日程を決めることになる。「しっかりリハビリすれば、来年春のキャンプには間に合うでしょう。とりあえず、筑後でランニングとか、しっかり練習して来年に備えたい」。故障で苦しんだ1年の最後は、来年に向けての「不安」を解消する決断をした。【浦田由紀夫】