「第48回三井ゴールデン・グラブ賞」が10月31日に発表され、中日からは高橋周平内野手(25)が初受賞、大島洋平外野手(33)が2年連続7回目の受賞を果たした。

高橋の三塁手での受賞は、中日では08年の中村紀洋以来。大島の7度目受賞は、12年の井端弘和の球団最多受賞回数に並んだ。

高橋は、今季主将に就任し、117試合に出場。現在は沖縄・北谷での秋季キャンプで汗を流す。「自分には縁がない賞だと思っていたので、大変うれしい。たくさんノックを打ってくださったコーチの方々、そして応援していただいたファンに感謝したい。ゴールデングラブ賞を受賞でき、個人としてはうれしいですが、来年こそはチームが優勝できるように頑張ります。そして来年もう1度ゴールデングラブ賞を取れるようにもしたい」と喜んだ。

大島は3年契約が切れ、海外FA権の行使が注目されたが、行使せず球団と複数年契約を結ぶことを発表。今季はリーグトップの174安打を放ち、10年目で初の打撃タイトルも手中にした。「毎年目標としている賞なので、選んでいただけてうれしいです。また来年からも、この賞に恥じないプレーを続けていきたい」と、球団を通じてコメントを残した。