広島佐々岡真司新監督ら首脳陣、練習生を含めた若手主体の35選手が1日、秋季キャンプ地の宮崎・日南入りした。

今キャンプでは近年秋季には行っていなかった紅白戦を1クールに2回ずつ予定。実戦を多く取り入れながら個人の課題克服、技術向上につなげていく。指揮官として初めて迎えるキャンプに「とにかく自分もフラットに考えて、横一線。チャンスを与えて競争する中でものにできるか」と新戦力の台頭を期待する。

若手主体のメンバー構成だけに、実戦だけでなく練習量も増える。選手の結果だけでなく、練習に取り組む姿からも目を離さない。「どれだけアピールしてくれるか。結果、内容だけでなく、取り組み方。(失敗した後の)次のプレー、次の行動が大事」。今年は最後まで不安定な戦いが続いてリーグ4連覇を逃し、4年ぶりBクラスに終わった。王者奪還に、戦力の底上げは欠かせない。