全日本大学野球連盟監督会は13日、都内で常任委員会を開き、大学日本代表の新監督に九産大・大久保哲也監督(57)を選出した。任期は2年で、21年の国際大会まで指揮を執る。3人のコーチの選任については、大久保監督に一任された。

前任の亜大・生田監督が任期満了で退任。後任として、全会一致で選ばれた。「責任の重さを痛感しています。歴代の日本代表の成績に劣らないよう、頑張らないといけないという強い気持ちです」と意気込みを語った。

まずは、30日からの松山合宿に臨む。来年6月から行われるハーレム・ベースボールウイーク(オランダ)に向けたものだ。目指すチーム像について「従来、日本代表の野球はバランスの取れたチーム。継続しながらと考えています」と話した。

この日は、全国の各連盟が推薦した約100選手から46人が代表候補に選ばれた。15日からの明治神宮大会に出場した選手からも追加で選び、約50人が松山合宿に参加する。そこから35~36人に絞り、3月に平塚で選考合宿を実施。最終的に24人を選び、6月の直前合宿を経て、オランダに渡る。