米国はオーストラリアに1-2で敗れ、決勝進出の道が断たれた。

日本戦の登板予定を1日スライドした23歳の有望株右腕ハウク(レッドソックス傘下)が先発。立ち上がりに2点を失ったが、5回まで2安打2失点と好投した。その後はリリーフ陣が好投。最後は9回1死満塁の状況でオリックスのディクソンが2連投で登板し、2者連続三振でピンチを脱した。だが打線が沈黙し、得点は8回のペイトン(アスレチックス傘下)のソロ本塁打の1点に終わった。

ナイターでメキシコが敗れたため、この大会で日本を除くアジア・オセアニア地域の最上位と米大陸の最上位に与えられる東京オリンピック(五輪)出場権獲得の可能性は何とかつながったが、1勝3敗の苦しい状況であることは変わりない。ブローシャス監督は「十分に点を取ることができなかった。結果については残念に思っている」と肩を落とした。