今季で退任する慶大(東京6大学)の大久保秀昭監督(50)が有終の美を飾った。高橋佑樹投手(4年=川越東)が7回までパーフェクトの3安打完封。郡司裕也捕手(4年=仙台育英)が先制2ランを含む2安打4打点。関大(関西5連盟第1)を圧倒し、00年以来19年ぶり4度目の優勝を遂げた。

◆元プロ選手のV監督 明治神宮大会では71年日大の河内忠吾監督(かわち・ただみち=元阪神内野手)、78年同大の渡辺博之監督(54年に阪神外野手で打点王)に次いで大久保監督が41年ぶり3人目。

なお、全日本大学野球選手権では60年法大の服部力監督(元近鉄投手)、66年日大の河内監督、昨年の東北福祉大・大塚光二監督(元西武外野手)がいる。