球史に残る“名コンビ”形成だ。遊撃手として来季「全試合出場」を掲げる日本ハム中島卓也内野手(28)が21日、札幌市内でトークショーを行い、二遊間を組む相棒として、今季二塁手として1軍に定着した渡辺諒内野手(24)を指名。「思ったことがあれば、その場でどんどん伝えていきたい」と、積極的なコミュニケーションで強固な関係を結ぶことを誓った。
これまで一緒に年明けの自主トレを行うなど、師弟関係を結んでいた名二塁手、田中賢介氏が今季限りで引退した。「僕の憧れだった。食事面や体の作り方など、いろいろ教わりました。賢介さんに育てられたので、今度は僕がそういう立場にならないといけない」。今季初取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、来季も引き続き選手会長を務める“チームの顔”。若手ひしめく内野陣を先頭に立って引っ張っていくためには、田中氏とのような信頼関係が大切になる。
故障がちでスタメンを外れることが多かった今季、改めてセンターラインの重要性が身にしみた。「ポジショニングとか、自分の中でも迷いがあった」。渡辺を筆頭に、守備の面で後輩たちへの指摘をためらうことが多かったが、来季は助言を惜しまないつもりだ。
「やっぱり優勝している時は、二遊間がしっかりしていたイメージがある」。追い求めるのは、田中氏と組み、日本一になった16年の二遊間だ。4季ぶりのリーグ制覇へ、渡辺と“令和の名コンビ”を目指す。【中島宙恵】



