阪神近本光司外野手(25)が7日、兵庫・西宮市内の大阪ガス今津総合グラウンドで自主トレを公開した。

小雨が舞う中、屋外でランニングやキャッチボール。屋内で打撃練習などを行い約2時間、体を動かした。

新人年の昨季はリードオフマンとして142試合に出場。36盗塁で盗塁王に輝き、リーグ新人最多記録を更新する159安打を放った。真価が問われる2年目に向け、正月の過ごし方もプロ仕様に。「毎年ごろごろしている正月だったんですが、今年は体を動かして年末っぽくなかったですね」と、調整を語った。

昨年12月の若手中心による強化指定練習では「重たいものをあげるということをテーマにやっていた」と、ウエートトレーニングを中心に強化。しっかりとした土台作りを終え、春季キャンプに向けた1月は「その自分の体を思うように動かせるよう、しっかりやっていきたい」と、開幕へステップを踏む。

新年の抱負については「去年は『どっしり構える』ということを自分の中で掲げていた。2年目はそれと同じように。しっかり自分の考えだったり、やりたいことというのをやれるようにいきたいなと思います」。

新年を迎え、新たにやりたいことについては「もう1度しっかり、自分の体であったり食べるものや取り入れるものをもう1回、勉強してみたい」と意欲。チームでの目標を「優勝&日本一」。個人での目標を「2年連続の盗塁王」と挙げ、20年シーズンのスタートを切った。