新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で開幕日が延期されることを受け、オリックスが先発投手陣を再編することが12日、わかった。山岡、山本の2本柱を軸にすることは変わらず、田嶋、荒西、ドラフト3位の村西良太投手(22=近大)らで構成していく構図で、新顔も候補に挙がる。

13日阪神戦には予定通り山岡が先発する。14日阪神戦には2月に育成から支配下選手登録された漆原が先発適性を試される。漆原はオープン戦に4試合救援登板して、ここまで無失点。先発ローテ候補だった荒西は3試合で防御率7・82、田嶋は2試合で防御率8・22と調子が上がらず、奮起が求められる。開幕までには鈴木や本田ら若手投手にもチャンスが与えられる見込みだ。

西村監督は「(最短で)4月10日の開幕を目指すということですので、こちらとしては、そこに合わせて調整をしていくということ」と開幕日から逆算して競争させる。