新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、プロ野球開幕が延期になったことを受け、地上波で試合を中継予定だったテレビ各局は16日、番組再編成、スポット告知の見直しなど、対応を迫られている現状を明かした。公式戦が練習試合となっても、そのまま放送はできないという。
関西地区では、在阪テレビ各局が、阪神戦を中心に、今季も多くのカードを組んでいた。地元・兵庫のサンテレビは、3月24日のDeNA戦(横浜)から中継予定だったが、別番組を放送すべく、再編成を進めている。
同局は69年の開局当初からホームゲームを中心に年間70試合前後の放送を重ね、ここまで延べ3300試合以上を中継している。同局編成部は「NPBさんの決定に従い、その後、放送スケジュールをあらためて確認、確定していくことになります。練習試合となったからといって、そのまま放送はしません」と話した。
シーズンオフに放送している「熱血!タイガース党」も、レギュラー枠では3月13日にいったん終了。19日午後8時から90分枠で開幕直前特番を放送予定で、これについては「タイトル、内容を変更して、予定通り放送します」とした。
また、そのサンテレビとリレー中継も行う大阪のABCテレビは、3月29日広島戦(京セラドーム大阪)が今季最初の放送予定だった。同局も「他番組に差し替えます」とし、再編戦の作業を続けている。
公式戦予定だった同じカードでそのまま「練習試合」に代えて試合が行われたとしても、そのまま放送できるシステムでもない。各局とも、番組の差し替え作業に加え、開幕に合わせて中継を告知する「スポット」の取りやめ、差し替えも迫られている。




