阪神藤浪晋太郎投手(25)が16日、甲子園室内練習場で投手指名練習に参加して次回登板へ調整した。

先発陣の西勇や青柳、高橋らと汗を流した。前回登板の11日ヤクルトとのオープン戦(神宮)では、先発して4回2安打無失点。課題の制球も1四球と安定感を見せ、5三振を奪った。変化球の感触も良く「それなりにカウントを取れたりはあった。継続じゃないですけど、もうちょっと良くなるようにカウントの取り方や使い所とかを意識していけたらと思います」と振り返った。

1軍は20日ヤクルトとの練習試合(神宮)まで試合がないため、次回は18日オリックスとの2軍戦(舞洲)に登板予定。この日はブルペンに入って、感覚を確かめ「(前回は)ちょっと球数(4回78球)が多かった。内容は良かったとはいえ、ちょっとカウント負けというか、ボールが先行したりというところもあった。そういうところをストライク先行で、ポンポンと入っていければと思いますし。もう1球、2球、勝負を早くいけたらなと思います」。開幕ローテ入りへ、さらなるアピールを意気込んだ。