腸炎で17日から3日間全体練習を欠席していた阪神近本光司外野手(25)が20日、甲子園で調整を再開した。

この日、室内練習場でバイクトレーニングなどを行った後、午前11時ごろから甲子園のグラウンドに姿を現した。外野フェンスに沿ってゆっくりとウオーキングしたほか、ストレッチなどで軽めに体を動かした。練習中は、残留練習を行っていた青柳晃洋投手(26)と和やかに談笑するなど、柔らかい表情を浮かべていた。今後の本格的な練習再開については「ゆっくりトレーナーと相談しながら。体調が良くなり次第ですね」と話した。

近本は、16日夜に腹痛を訴えて病院を受診し、兵庫県内の病院で腸炎と診断された。オープン戦最終戦の15日オリックス戦に「2番中堅」でフル出場し、3打数1安打、1盗塁と元気な姿を見せていた。