日本ハム近藤健介外野手が「イクメン生活」を本格スタートさせている。オンライン取材に応じた新米パパは、3月5日に第1子となる長女が誕生したばかり。「奥さんが忙しそうなので、料理は手伝っています。最近は、たらこパスタ。いろいろ作っています」と積極的に家事や育児を手伝っている。

本来なら体験できなかったかもしれない、幸せの重みも感じている。「抱っこで背中がバキバキです(笑い)。抱っこひもを着けているんですけど、すごい背中にきますね」。自主練習で戦える肉体をキープしているが、子どもを抱きかかえる日常は初体験。打撃の天才も抱っこに苦戦しながら、新鮮な日々を送っている。

家族のためにも、仕事であるプロ野球の再開は待ち遠しい。「おしっこ限定で、おむつも替えています。(子どもは)かわいいですね。1日1日、表情も違う。にぎやかになって楽しいですし、より一層(頑張りたい)と思うところはあります。今は早く、野球をやりたいなと思っています」。状態の維持と打撃のレベルアップを図る自主練習を続けながら、家族のパワーもたくさん注入してモチベーションを維持している。【木下大輔】