NPB選手関係委員会の谷本修委員長(阪神球団副社長兼本部長)は、日本プロ野球選手会との事務折衝について「開幕に向けて協力することで意見交換をしました」と語った。1日、電話での代表取材に対応。「こちらとしては野球協約と統一契約書、結んでいる選手がいればインセンティブの契約も含め、シーズン始まる前に確認してもらったことはきっちりと履行します。簡単にいうとそういう話」と説明した。

出場登録日数の扱いについても言及。「全部いっても141日ぐらいにしかならない見込み。その足りない部分だけ救ってくれっていうのは分からないでもない」とした上で「ただ1試合出場の選手も、全試合出場の選手も、すべてを1・何倍にというのは違うのではないか、という話ですね」と語った。

「開幕までに決めておくべきことは決めておかないといけないと思っています。日程も発表されましたし、開幕に向けて進んでいることは選手会側も喜んでいましたから」と、今後も話し合いを進めていく。