阪神ジョー・ガンケル投手(28)が先発し、4回を2被安打無失点と好投した。広島3番のピレラに二塁打1本、内野安打1本を許すも、他の打者はきっちり抑えた。

2回2死から打席に迎えた広島長野の初球は、この日の最速150キロをマーク。2三振を奪い、2月23日のオープン戦(コザしんきん)の3回無安打無失点に続いて広島打線を封じた。

ガンケルは5月29日の紅白戦先発では、2回を投げて6被安打3失点。2回は打者6人に対し、4安打を浴びるなど課題を残し、福原投手コーチからリリースポイントや体の使い方などについての助言をもらっていた。それだけに、この日は「思うような投球が続いていなかったから、きょうはしっかり結果を残したかったし、練習で福原コーチと取り組んできたことをきょうは出すことができてよかったよ。強い球も投げられていたし、特にカットボールがよかったので、ゴロアウトも多く取ることができたし、自分らしい投球を見せることができたと思うし、よかったね」と納得のコメントを残した。