阪神ガンケルが、開幕ローテーションに前進した。先発で4回を2安打無失点と好投。ピレラに二塁打、内野安打を許すも、最速150キロの速球、カットボール、スライダーなどの組み立てで、2月23日オープン戦の3回無安打無失点に続いて広島打線を封じた。

5月29日の紅白戦先発では2回6被安打3失点と課題を残し、福原投手コーチからリリースポイントなどの指導を受けていた。「今日はしっかり結果を残したかったし、練習で福原コーチと取り組んできたことを出すことができてよかったよ。ゴロアウトも(7個と)多く取ることができたし、自分らしい投球を見せることができたと思うし、よかったね」と納得の表情だ。矢野監督も「原口が思いきってインサイドをどんどん行くようなリードをしていたという部分も、ガンケルのよさが出た大きな部分じゃないかな」と評価した。