阪神園芸で甲子園施設部長を務める金沢健児さんも、高校3年生球児に贈呈する甲子園の土に込めた思いを言葉にした。

甲子園球場は開場96年。「いろんな工事がありましたけれど、この土は全部入れ替えたことはない。本当に長い歴史が詰まっている。大昔の名勝負、名選手が踏んだ土がそのまま残ってるはずなので、野球人にとっては特別な土だと思います」。阪神ナインが贈呈する土を集めている姿を見て、「これが全国の高校3年生に送られることを想像すると、すごくうれしく思います」と胸が高ぶった。

同じく野球、甲子園を愛する者として、高校3年生球児たちへの思いは尽きない。「今まで18年間努力してきたことは無駄にはならない。野球人生の記念として受け取ってもらえたらいいなと思います。この土が10年後、20年後、30年後、先輩や後輩、家族や友達に笑って自慢できるときが必ず来ると思う。今後の人生、必ずいいことがあると思うので、今まで頑張ってきたことをこれからも頑張ってほしいと思います」と力を込めた。