プロ野球の2020年シーズンが19日、無観客で開幕する。新型コロナウイルスの感染状況を慎重に見極めながら段階的に観客を動員していくプランだが、完全終息、ワクチンの開発にはまだ時間を要する。コロナ禍の自粛の中から生まれた工夫や発想は新様式のヒントになる。「元に戻る」ではなく未来につながるニューノーマルへの挑戦を「ミライボール革命」と題し、未来へとつながるプロ野球の新様式を模索する。

<プロ野球の主な「withコロナ」観戦スタイル>

◇応援動画をファンから募集し球場内ビジョンで放映=巨人、DeNA、中日、ヤクルト、ソフトバンク、楽天、ロッテ、日本ハム

◇メッセージパネル掲出権付きチケット、グッズ=DeNA、阪神、ヤクルト、西武、ロッテ、日本ハム、オリックス

◇球場グルメのデリバリー、テークアウト、ドライブスルー=DeNA、阪神、ヤクルト、ソフトバンク、楽天

◇リモート応援グッズ=巨人、阪神、ヤクルト

◇無料配布予定グッズと応援グッズのセット販売、配布=巨人、阪神、西武

◇解説者、スタジアムDJが参加するオンライン応援チケット=DeNA、楽天、日本ハム

◇ホームランボールプレゼント企画=巨人、阪神、オリックス

◇ファンから募集した写真でスタンドにモザイクアート=巨人、DeNA

◇パブリックビューイング=広島、楽天

◇スタンド掲出用ユニホームの募集=巨人

◇ホテルでのリモート応援宿泊プラン=西武

◇VR動画視聴権付きチケット=ソフトバンク

◇スタンドでのコレオグラフィー参加権付きグッズ=ヤクルト

◇選手投げ入れ用サインボールプレゼント=ヤクルト

◇ヒーロー選手のサインボールプレゼント=ヤクルト

◇音楽ストリーミングサービスで投手、捕手の登場曲を配信=ヤクルト

◇バーチャル始球式=オリックス

◇外野席にホームランターゲットを設置しアイスをプレゼント=ロッテ

◇ファウルが飛ぶゾーンを予想してボールプレゼント=巨人

◇アバターロボットを活用したキッズヒーローインタビュー=巨人

◇コメントを投稿しながらリモート観戦するバーチャルビューチケット=巨人