公式戦プロ初登板の西武与座海人投手が、6回を5安打3失点と、上々のデビューを果たした。

下手投げから低めに集め1、3、5回を3者凡退。反対に2、4、6回は先頭打者に打たれて失点を許した。右肘手術を受け、育成選手を経てプロ3年目での初登板初先発。援護なく初勝利こそ逃したが、及第点の投球内容で終えた。

登板後、「無観客だったせいか、ガチガチにはならずいい緊張感をもって試合に入っていけました。今まで支えてくれたトレーナーさんや周りの方々への感謝の思いを胸にマウンドに上がりましたが、やっぱり甘くないなと率直に思いました。もっと打者を見ながら投げていかないといけないと思いました。その反省点を生かして、次回登板ではもっと高いレベルでやっていくよう頑張ります」と振り返った。