オリックスが同一カード6連戦へ「逆転の発想」で臨む。

西村監督は「良い投手から使っていくのも1つの手段」と話しており、19日の開幕戦から山岡、田嶋、山本と“豪華ローテーション”を組んだ。火曜日からは実績のある助っ人アルバース、村西、K-鈴木を並べる。楽天との開幕カードは1勝2敗だったが、120試合となった今季は、先手必勝で戦う算段だ。

◆同一カード6連戦 公式戦で連続6日以内の同一カード6連戦は88年10月9~13日、近鉄とロッテが藤井寺、川崎で各3試合を5日間で行って以来になる。当時の近鉄は優勝争いで勢いづき、ロッテに全勝して「6タテ」を食らわせた。同一球場の主な連戦では56年9月4~6日に近鉄-東映(藤井寺)が3日連続ダブルヘッダー、57年10月11~17日に西鉄-東映(平和台)が7日間で9連戦を行っている。なお、CSファイナルでは同一球場6連戦が14年ソフトバンク-日本ハム(ヤフオクドーム)など3例ある。