オリックスT-岡田外野手が、今季1号を放った。2点を追う2回2死一、二塁。ロッテ小島の2球目142キロを捉えた。打球は推定100メートル。右翼席ギリギリに飛び込んだ。

「狙い球を絞って打席に入れている。(本塁打は)結構、詰まったのでライトフライだと思った。うまく風に乗って、入ってくれてよかったです」

一時は逆転となる3ランに笑顔を見せたが、試合後の表情は硬かった。「やっぱり、勝たないと意味がないので…。次は勝てるように切り替えてやるしかない」。強打のトップバッターは、勝利への思いを一層強くした。

西村監督は「もっともっと打ってあげないと。ヒット5本ですから…」と打線に注文をつけた。チームは1勝4敗の借金3で、今季初の単独最下位。力を合わせて、はい上がるしかない。