左太ももの張りから復帰2戦目の巨人田口麗斗投手(24)が6回1安打無失点の好投を見せた。4回2死にロッテ加藤に内角の厳しい139キロ直球を中前に運ばれ初安打を許したが、安打はこの1本のみ。全球種がさえ渡り、無四球で9三振を奪った。

奪三振の内訳は、直球3、スライダー3、チェンジアップ3で「前回に比べて、本来投げたいイメージに近い感覚で投げられました。杉内コーチからチェンジアップのアドバイスをいただき、抜けも良くなり、三振も取れたので良かったと思います。しっかりと戦う戦闘態勢を整えて、今日のマウンドに上がれました」とコメントした。

前回登板の19日ロッテ戦では、2回無安打無失点の好投も「まだまだだと正直思っている。もっともっと球はよくなると思います。(直球を)あまり両サイド、コースに投げきることができなかったので、まずは真っすぐをしっかり投げきらないといけない」と話していた。