巨人は3回2死二塁、1番若林が阪神藤浪から先制の中前適時打。先発戸郷は3回まで4奪三振1安打無失点と上々の立ち上がり。 阪神は1点を追う4回無死一、二塁で無得点。巨人は6回、4番岡本の右越え2点二塁打、5番大城の左前適時打で3点追加した。 今季初勝利を狙った阪神藤浪は8回4失点で3敗目。巨人は戸郷が8回途中1失点と好投し、2連勝で貯金を今季最多の12とした。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨 人 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 |
阪 神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
【巨】○戸郷(4勝2敗)、H高梨、H大竹、S中川(1敗5セーブ)
【神】●藤浪(3敗)、小川、能見
試合経過
<1回>
【巨人】
3者凡退
【阪神】
先頭の近本が右前安打で出塁するも、糸井は空振り三振。サンズが中飛、4番大山は三飛に倒れる
<2回>
【巨人】
3者凡退
【阪神】
3者凡退
<3回>
【巨人】
先頭の吉川尚が四球で出塁、炭谷は空振り三振。続く戸郷が送りバントで2死二塁とし、若林が中前への適時打を放ち、巨人が先制
【阪神】
3者凡退
▽巨人若林(3回に先制の適時打)「逆らわないように、コンパクトに芯でとらえることだけを意識していました。先制点が取れて良かったです」
<4回>
【巨人】
3者凡退
【阪神】
先頭の糸井が中前安打、サンズは四球で無死一、二塁とするも、大山は中飛。ボーアは遊撃へのゴロで併殺に終わる。
<5回>
【巨人】
3者凡退
【阪神】
2死から植田が四球で出塁も、この回3三振で無得点
<6回>
【巨人】
先頭の戸郷が投ゴロ、しかし藤浪が捕球できず出塁。続く若林は空振り三振に倒れるも、坂本が右前安打で1死一、二塁。丸が中飛の間に走者は三塁へ。2死一、三塁から岡本が右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、巨人が2点を追加。さらに大城が左翼へワンバウンドの適時打でこの回3点目
【阪神】
3者凡退
<7回>
【巨人】
3者凡退
【阪神】
大山が空振り三振、ボーアは見逃し三振。梅野が空振り三振で、3者連続三振を喫する
<8回>
【巨人】
3者凡退
【阪神】
先頭の木浪が中前安打、続く植田も中前安打で無死一、二塁。ここで戸郷から高梨へ投手交代。藤浪の代打福留は中飛に倒れるも、近本がセーフティバントで一塁はセーフ。1死満塁。糸井の遊ゴロの間に、走者木浪は生還し阪神は1点を返す。ここで高梨から大竹に投手交代。2死一、三塁から糸井の代走熊谷が二塁へ盗塁決め、サンズが四球で2死満塁となるも、大山が遊ゴロに倒れ追撃は1点止まり
▽阪神藤浪(8回113球を投げて4失点)「自分のミスからの失点。反省すべきところです」
<9回>
【巨人】
阪神2番手は小川。岡本は空振り三振、北村は右飛。ここで3番手の能見に交代。重信は空振り三振で3者凡退。
【阪神】
先頭のボーアが二ゴロ。ここで巨人は4番手の中川に交代。梅野は空振り三振。木浪の代打北條は遊ゴロに倒れ、試合終了。
試合後
▽巨人原監督(阪神藤浪を評し)「非常に手ごわい投手が戻ってきたなという感じはします。数少ないチャンスで4番が決めた。(若林の先制打も)大きいですね」
▽阪神矢野監督「(打線が)うまくかみ合っていないというか。かみ合っていない感じがちょっとあるんで、なんとかしていきたい」
スタメン
【巨人】
1(右)若林
2(遊)坂本
3(中)丸
4(三)岡本
5(一)大城
6(左)ウィーラー
7(二)吉川尚
8(捕)炭谷
9(投)戸郷
【阪神】
1(中)近本
2(右)糸井
3(左)サンズ
4(三)大山
5(一)ボーア
6(捕)梅野
7(遊)木浪
8(二)植田
9(投)藤浪