ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(34)とアルフレド・デスパイネ外野手(34)が5日、仙台での1軍試合前練習に合流した。2人はコロナ禍で出国できなかったキューバから来日後、2週間の自宅待機を終えたばかり。2軍に合流する予定だったが、コロナウイルスの感染者が出た影響で活動休止となっており、練習場所を求めての1軍参加となった。

2人はランニングなどで体を動かした後、室内練習場で打撃練習。球場でもフリー打撃を行った。デスパイネは「1日でも早くチームの戦力になれるように」。グラシアルは「できることを毎日やっていくだけです」と話した。工藤監督は「2人とも問題なく、元気そうにしていたので、良かったと思います」と一安心。仙台遠征中はそのまま同行し、練習参加する予定。状況を見ながら2軍戦への出場などを検討していく。