西武山川穂高内野手が12打席ぶりの13号2ランで突き放し、4試合ぶりの勝利で4位に浮上した。

逆転して迎えた6回1死一塁。カウント2-2から打ち損じた感触の打球がスライス回転でフェアゾーンに戻り、左翼ポールに直撃した。「打った瞬間はファウルだと思いました。あんな感じでホームランになるのは、何年かに1度あるかないか」。主砲驚きの1発を含む14安打で7得点。2ケタ三振を喫すれば7試合連続でプロ野球記録更新だったが、6三振で食い止めた。

▽西武辻監督(連敗を3で止め4位浮上)「ずっと大きいですよ。1勝は。少しずつヒットで精神的にも楽になって、打線が活発になってくれれば」