DeNAラミレス監督が通算300勝をマークした。球団では別当薫、三原脩に続く歴代3人目。就任5年目、612試合目で大台に到達した。節目の1勝は投打がかみ合った快勝に「よくここまでたどり着けたと思う。思っていたよりも多い勝利を挙げられた。自分1人ではなくコーチの方がいたり、選手がこれだけのことを成し遂げてくれた。全ては周りの方々のおかげです」と感謝の思いを強調した。

信じ抜く力で勝ち星を重ねてきた。昨季まで代打の切り札だった佐野を主将&4番に指名。開幕直前の練習試合で調子が上がりきらなくても起用を明言し続け、開幕後に本塁打が出なくても問題視すらしなかった。この日はラミレスチルドレン筆頭の佐野が1本塁打を含む3安打3打点の大活躍。「パーフェクトなタイミングで彼が期待に応えてくれて300勝を達成することができた。期待通りの活躍をしてくれている」と喜びも倍増だった。