阪神高橋遥人投手(24)が今季初登板初先発で7回11奪三振3安打無失点と快投し、19年8月23日ヤクルト戦(神宮)以来349日ぶりとなる白星をゲットした。

矢野燿大監督の一問一答

-高橋について

ちょっと出遅れたんですけど、いいピッチングは期待してましたけど、本当にその期待通り、素晴らしいピッチングでした。

-一番良かった点は

去年の秋から緩いボールも使えるようになったので、今日はすべてのボールが良かったと思いますし。それが三振という形にもしっかり出てるんじゃないかと思います。

-打線も先制、追加点と援護

そうですね、下位というか後ろのバッターがつないで打ってくれましたし、守備の部分でも二遊間でよく守ってくれた。そのあたりも良かったと思います。

-4回は重盗も

リュウ(梅野)の三盗はゲームの流れでも大きかったです。

-8回には満塁弾も。一気に攻めた

なかなか悔しい思いをしてましたけど、チャンスの少ない中で素晴らしいバッティングをしてくれました。いい形で勝てましたし、明日につなげるだけです。

-明日から広島に移動して戦い

遥人(高橋)も帰ってきましたし、晋太郎(藤浪)も昨日勝てそうなピッチングをしてますし。チームとして整ってきているところあるので、あとは中心バッターがしっかり打ってくれたらもっともっと上にいけると思うので、頑張っていきます。

-高橋は5回のピンチを抑えたのが大きかった

(4回に点を)取った後だし、流れの中で1点でも取られるとまた流れが動くところでしっかり粘ってくれた。本当に頼もしく(見えた)。初登板で力みが出るかなと思ったけど、それもたぶん、いい感じで抑えながらね。遥人らしい、去年の秋から成長したところが出たんじゃないかな。

-終盤でも球速が落ちなかった。

投げた後の方が俺としては気になるところで。球数(この日は111球)自体はまだ投げられるというのは思っていたし。そういう心配はあんまりしてなかった。

-緩急もついていた

途中から緩いボールを使いだしたり。三振もいろんな球種で取れていると思うんで。そこらへんはバッターとしては攻めにくい。遥人の成長と思う。安心して見られた。