阪神大山悠輔内野手(25)が2戦連発となるダメ押しの10号ソロを放った。

2-1で迎えた8回の第4打席。広島一岡の初球スライダーを左翼へ引っ張った。終盤で2点差に広げる貴重なアーチ。3年連続2桁本塁打を達成し、チーム42試合目での10号到達は自己最速となった。

2回の第1打席では、左中間への二塁打で先制のホームを踏んだ。1-1の3回2死三塁では、左翼へ勝ち越しの適時三塁打。「ランナーをかえすことに集中して打ちました。勝ち越すことができて良かったです」。今季2度目の猛打賞で、あとは単打が出ればサイクル安打も達成という躍動ぶりだ。

前日8日の同カードでは、試合前練習で矢野監督ら首脳陣から直接の打撃指導を受けた。そして第1打席で、15打席ぶりの安打となる9号ソロを放っていた。復調気配を見せている4番が、指揮官の期待に応えている。