11日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の先発を任されるオリックス山本由伸投手(21)が、大阪・舞洲で行われた投手指名練習で最終調整を行った。

今回は調整方法を変更しており、登板3日前にもブルペンに入った。「3日前にブルペンに入ったのは、調子の波が大きいので、前の試合のいい感覚を忘れないために1日早くブルペンに入りました。フォームのバランスなど、自分の中で気を付けている部分で、できていなかったところがあったのでそこを直すように。自分の中の何個かのポイントを再確認しました」。細かな調整で、7月12日の日本ハム戦以来の今季4勝目を目指す。

17日に22歳の誕生日を迎えるため、今回が21歳の最後の登板になる可能性が高い。「特別な思いはありません。どの試合もいい試合にしたいという気持ちは同じです。完璧な準備をして臨みたいと思います」と気を引き締めた。

ソフトバンク打線には「素晴らしい打者ばかりなので、全員警戒しています。(火曜日は)週のはじめの試合なので、自分のベストパフォーマンスを出して、いい流れを作れるようにがんばります」。チームは借金10を背負い、最下位に沈む。巻き返しを図るマウンドにする。