ファンの声を聞かせてください-。巨人増田大の6日阪神戦での投手起用について、ツイッター「日刊スポーツ巨人担当」と「日刊スポーツ野球取材基地」でアンケートを実施した。

午前10時からコメント欄を使って、意見を募集。正午からは「賛成」「反対」の2択から投票を募集した。2万5000人を超えるフォロワーから4299票が集まり、96%が賛成した。

新型コロナウイルスの影響で過密日程の中、酷使が予想される中継ぎの負担軽減を推す声が多かった。昨季から増田大などに可能性を伝えた上で準備させた点など、原監督の危機管理能力や先見性を評価する声も挙がった。長期連戦中、大差を追う展開などの条件付きでの賛成も見られ、登板する野手の制球力など一定の能力も求めた。増田大の能力の高さを絶賛する声や、観戦をやめかけた人が続ける効果もあったようだ。

 

主な意見は以下の通り(10日午後8時時点の335件のコメントを要約)。

 

◆賛成

・今年は過密日程で、リリーフ陣が酷使される状況を考えれば最善策。中継ぎの負担が大きく、実際にけが人も多い。例年過密日程の大リーグのやり方を取り入れるのは賢明だと思う。

・プロ野球も興行である以上、客へのサービスが必要。テレビで見るのをやめようと思っていたが、見続けるきっかけになった。負けは悔しいが、イライラや悲しい気持ちは減った。

・全てのスポーツにルールがある。反則は審判がジャッジする。反則ではない。

・負け試合で勝ちパターンを温存するのは効果的。

・思いつきではなく、昨季から準備していたことなので賛成。

・ユーティリティープレーヤーが称賛される中、マウンドに立つことだけが批判されるのはおかしい。

・平成に先発、中継ぎ、抑えの分業制が確立した。時代は令和。野球も変わっていけばいい。

・コロナ禍で過密日程になる状況を開幕前から考えていた原監督の危機管理能力が素晴らしい。原監督の先見性には驚かされる。

 

◆条件付きで賛成

・長期連戦中、大量点ビハインド、勝ちパターンの投手しか残ってないなどの条件が重なればあり。全く準備をしていない。投げてはストライクが入らないのであれば失礼だが、死球の心配のないコントロールを持った野手なら問題ない。

・点差が開いて勝っている場合は例外。

 

◆反対

・増田大登板に至るまでの経緯から反対。メルセデスをイニング途中(3回2/3)で代え、無駄に投手をつぎ込んだため、8回に投手が詰まった。

 

◆その他

・賛成反対より、増田大をほめるべき。