強攻策が特徴的なラミチャンス打線が“超・スモールベースボール”で追加点をもぎとった。

1点差に迫られた2回、先頭の柴田が1度もバットを振ることなく四球を選ぶ。無死一塁で高城、浜口が2者連続で犠打を決めて、2死三塁。無安打、ノースイング、9球で走者を三塁まで進めると、1番神里が2球目を捉えて右前適時打で走者を本塁に迎え入れた。好投手の阪神青柳から真夏の“怪奇現象”で追加点を奪った。

神里は「送りバントで作ってくれたチャンスだったので、強い気持ちを持って積極的にいきました。追加点を挙げることができてうれしいです」と話した。

試合前時点でチーム犠打数はリーグ最多の広島が36。DeNAは最少の13だった。