巨人は「サカマルコンビ」を解体し、1番坂本勇人内野手、6番に丸佳浩外野手を配す新オーダーで連敗を3で止めた。

原辰徳監督(62)は、昨年5月4日以来の1番坂本について「なかなか1番がいなかった。流れの中でプレーボールかかり先頭バッター、三振というのが結構多くて、その辺を勇人に託したということですね」と説明。2番にはパーラを置き「このところバッティングの質も取り組み方もよく映ってました。強いコンタクト率に、打率ももちろん高いし、2番を任せようと思いました」と言った。

6番丸も26打席ぶりの安打を含む猛打賞。指揮官は「試合中にも言ったんですけど、居心地がいいと思ってもだめなんだ。正常な形に戻った場合、3番というところがジャイアンツのスタイルということだと思います」と期待する。

エース菅野は開幕7連勝。原監督は「いつになく慎重に、1球1球集中力があった。慎重にいった分、ちょっと球数が多かったのかなというのも、あったかなと思いますけど。チーム状況を理解する中で、マウンドを守ったという感じがします。安定感もあるし。本当に牽引(けんいん)してくれていると思います」とたたえた。