阪神藤浪晋太郎投手(26)が初勝利をかけて、今季4度目の先発マウンドに上がった。

今季初登板となった7月23日広島戦(甲子園)では、6回2死まで3安打無失点に抑えていたが、ピレラに満塁本塁打を浴び敗戦投手に。その後2戦も好投を続けたが、味方の援護にも恵まれず3戦3敗。

京セラドーム大阪で勝利となれば、15年3月29日中日戦以来。ファンの大きな期待も背に、自身685日ぶりの白星を目指す。

 

<藤浪の投球内容>

 

【4回表】

7番堂林 3球目の140キロフォークで空振り三振。

8番田中広 4球目の141キロフォークで空振り三振。

9番森下 5球目の高め151キロ直球で空振り三振。3連続三振でこの試合初めての3者凡退

 

【3回表】

3番長野 3ボールと先行。フルカウントから149キロ直球が内角高めに大きく抜け四球。

4番鈴木誠 真ん中高めに入った2球目の150キロ直球をとらえられ、中前打。無死一、三塁

5番松山 131キロカットボールで遊ゴロ併殺。その間に三塁走者の長野が生還し、4点目を献上

6番坂倉 132キロカットボールで遊ゴロ

 

【2回表】

8番田中広 6球目のフォークがわずかに外にずれて四球

9番森下 捕犠打で1死二塁。続く西川への初球で、田中広が三盗を試みるも盗塁死

1番西川 内角低めの154キロ直球を右前に運ばれる。続く羽月の2球目に二盗を決め、2死二塁。さらに羽月への4球目、内角低めのフォークが暴投となり、2死三塁

2番羽月 6球目の外高めカットボールで遊ゴロに仕留め無失点

 

【1回表】

1番西川 初球152キロ直球を中前に運ばれ、無死一塁

2番羽月 フォークで追い込むも、152キロ直球を左前に運ばれ無死一、二塁

3番長野 134キロカットボールをはじき返されるも、二塁手植田が好捕し二塁送球。1死一、三塁

4番鈴木誠 4球目の低めフォークをうまく打たれ、左前適時打で先制を許す。なおも1死一、二塁

5番松山 カウント2-2から低め155キロ直球をとらえられ、左中間への2点適時二塁打。なおも1死二塁

6番坂倉 148キロ直球で左飛に打ち取り、2死二塁

7番堂林 5球目の132キロカットボールで右飛に打ち取る