広島森下暢仁投手(22)が2安打12奪三振の快投でプロ初完封を飾った。これで阪神戦は3戦3勝、今季4勝目を挙げた。

▼森下が阪神を2安打に抑え、プロ初の完封勝ち。新人の完封勝ちは今季初めてで、広島では14年9月6日大瀬良以来になる。森下は12三振を奪い、与えた四死球が0。2桁奪三振で無四死球完封勝ちした新人は17年8月26日山岡(オリックス)以来で2リーグ制後10人目。セ・リーグの新人では61年5月17日権藤(中日)以来となり、広島では球団史上初めてだ。森下は9回2死から近本に2安打目を打たれたが、仮に近本を抑えて2桁奪三振で準完全試合(許した走者1人の完封)を達成していれば新人ではプロ野球初の快挙となるところだった。