ロッテ田村龍弘捕手(26)がプロ8年目で初めて、2試合連続本塁打をマークした。

前夜は日本ハム河野から左中間へ1号ソロ。この日は3回に日本ハム西村のフォークを捉え、左翼席へ3ラン。初回に5点を先制して迎えた第2打席での1発に「もう1点ほしいなと思っていたので、一番いい結果になったかな」と喜んだ。

柿沼との併用が続き、3試合連続でスタメンを外れることもあった。「必死です」と口にしながらも「与えられたところで当たり前のことを当たり前にやるだけ」と日々の準備を丁寧に続けている。

オリックスとの6連戦を行った大阪遠征で、練習での強い打球が増え、実戦にも生き始めている。井口資仁監督(45)は「本来なら開幕からこういう状態でいなくちゃいけない選手。調子がいいというか、これが普通だと思っています」と正捕手の復調に手ごたえを感じていた。