中日大島洋平外野手(34)が19日、前日達成した通算1500安打について改めて取材に応じた。前夜の試合後、部屋に戻るとホテルからお祝いのシャンパンが届いていたことを明かし、食事会場で仲間と祝杯。「自分の中で節目というのでもやもやした気持ちはありましたけど、それがすっきりしたかなというのはあります」と話した。

残り500安打に迫る、中日では荒木雅博内野守備走塁コーチ以来となる2000安打達成についても言及。「2000というところは自分の中での目標。もちろん2000で終わるつもりもないですので、体が動く限りは1本でもヒットを打ってチームに貢献していけたらと思います」と続けた。

大学、社会人を経て名球会入りした野手は、元ヤクルトの古田敦也氏、宮本慎也氏、元中日の和田一浩氏の3人だけ。「すごい方ばかりなのでその中に自分が入れるようにやっていきたい。左投げ左打ちはいないので、誰もまだ行ったことがない景色を自分が見たいと思います」と、500安打の先にある目標を見据えた。