巨人が25年ぶりの3試合連続無失点で、阪神に3連勝を飾った。先発戸郷翔征投手は7回途中無失点で6勝目を挙げた。

20歳の戸郷について、原辰徳監督は「このところ非常にゲームをつくるということもできてきました。本当に1つ1つ、階段は上ってくれていると思いますね」と評価。「でももっともっと大きな投手になることが彼の目標ですから、この辺くらいにした方がいいでしょう」と言った。

1番から3番に打順を変更した坂本は先制犠飛を含む2打点。指揮官は「貴重な2点ですからね、いいところで打ってくれたと思います」と言い、3番については「今日は非常に、右打者が打つことが難しい青柳投手。その中であえて3番、4番に右右と置いて。なんとか左打線でね、というところを考えました」と説明した。

同一カード3連続無失点は25年ぶり。「25年ぶりという、25年前にもあったことですから。勝負の世界というのはそういうこともあるでしょうけども、たまたまというところで我々はまた明日からも気を引き締めてね。しかし投手を中心とした守りというものが良かったと思います」と言った。