阪神が歴史的貧打で首位巨人に3試合連続完封負けを喫し、今季最大の8・5ゲーム差をつけられた。「しっぽを巻いて帰れない」と必勝を期していた矢野燿大監督(51)は、来日初4番に得点圏打率1位の好調サンズを入れ、今季巨人戦0打点の大山を6番に下げる新オーダーを組んだが戸郷らの前に4安打。巨人本拠地での3試合連続0敗は、藤本定義監督時代の1963年(昭38)以来57年ぶりの屈辱で、打てない虎がもがき苦しんでいる。

▼16日広島戦の2回から36イニング無得点が続いており、30イニング以上の無得点は12年4月28日~5月2日の35イニング以来。阪神の連続イニング無得点は79年の43イニング連続が最長。