巨人は先発の田口麗斗投手(24)が1回に5失点し、連勝が3でストップした。2回以降は立ち直り、6回まで投げたが、序盤の失点が最後まで響いた。

原辰徳監督(62)は「取られ方も決して内容が良くないですね。らしからぬと言うか。何とか彼には立ち直ってもらいたい。6回まで投げ切ってくれたのは大きいと思います」と言った。本来なら序盤からつぎ込む必要があった救援陣の負担も減らし「それもプラスアルファですよね」と評した

9回は2月に育成から支配下登録され、初めて1軍昇格したイスラエル・モタ外野手が四球で出塁。3安打に相手失策なども絡み、4点を奪って2点差まで追い上げた。

指揮官は「あの四球は大きいですよ。春先はもろかった変化球を、ちゃんとテイクできたのは成長のあと」と評価していた。

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巨人田口(初回の5点が響き、6回6失点で自身3連敗)「初回が全てです。キレのあるボールを初回の初球から投げられるようにしなければいけません」