阪神オネルキ・ガルシア投手(31)が6回3安打2失点で降板した。直後の6回裏に、陽川の3ランで逆転したため、勝ち投手の権利を得た。中日時代の18年からここまで、甲子園で先発した試合は12戦0勝4敗。聖地での初勝利の権利を持って降板した。

力のあるツーシームと直球を主体に、4回まで無安打投球。5回1死から京田の三塁打と郡司のポテン安打で同点に追いつかれ、6回無死二、三塁からビシエドの犠飛で勝ち越されたが、後続を打ち取り踏ん張った。

降板後に陽川が逆転の3ランを放つと、ベンチを飛び出して、ベンチの誰よりも喜んだ。「初回の立ち上がりを特に意識してマウンドに上がったよ。初回を抑えることが出来ていいリズムで投げることが出来たし、試合をつくることはできたかなと思うね」と仕事を果たした。