プロ19年目の西武中村剛也内野手がが史上128人目となる通算1500安打の節目を内野安打で達成した。

5回の第2打席。ボテボテの三塁への当たりに全力疾走で一塁ベースを駆け抜けた。内野安打は6月23日以来今季2本目。通算421本塁打を誇る希代のアーチストだけに、塁上で苦笑いを浮かべた。代名詞でもある左方向へ大きな1発を狙うも、引っかけながらのゴロに「ちょっとかっこ悪いというか…。でも“らしい”内野安打で達成できてよかったです」。

本塁打の数以上に打ちそこねてきた内野ゴロにも、中村らしさが詰まっていた。