阪神青柳晃洋投手(26)が、7回4安打2失点で降板した。試合開始直前には約30分にわたって雨が降り、この日も雨男ぶりを発揮。「雨柳さん」タオルを手にスタンドから応援するファンのエールに応え、好投を見せた。

初回先頭の大島に左前打を許し、ビシエドと阿部の適時打で2点を先制される苦しい立ち上がり。「初回は慎重になりすぎてしまい、もったいない形での失点になってしまいました」。しかしそこから別人のように持ち直した。

2回から5回まで3者凡退。6回は先頭の大島を一塁への内野安打で出塁させたが、7回に降板するまで許したのはその1本のみ。「2回以降は梅野さんからもストライク先行で大胆に攻めていこうと言ってもらえたので、それを意識して立ち直ることができました。逆転してくれた野手の方にも感謝したいです」。味方の好守備にも助けられながら、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。現在5勝でチームの勝ち頭。6勝目がかかっている。