高卒2年目の阪神小幡竜平内野手(19)が、出場4試合目でプロ初安打を放った。阪神で10代野手の安打は97年浜中治以来、23年ぶりの快挙となった。

前日に続きプロ2戦目のスタメン。3回の第1打席は空振り三振に倒れたが、5回1死で迎えた第2打席、柳の外寄りのシンカーを打ち返すと、打球は中前で弾んだ。うれしいプロ初安打に、観客も大きな拍手で喜んだ。

▼阪神の2年目小幡が、2試合連続のスタメン出場で、5回にプロ初安打。小幡は00年9月21日生まれでまだ19歳。阪神の野手で10代でスタメン出場したのは12年の中谷以来だが、中谷は同年は無安打。10代野手で安打を記録したのは97年、新人だった浜中治以来23年ぶり。ほかに95年の高波文一(3安打)、平尾博司(8安打)、91年新庄剛志(2安打、いずれも2年目)、74、75年掛布雅之(1年目=33安打、2年目=8安打)、66、67年藤田平(1年目=36安打、2年目=154安打)らがいる。